管理番号 | 新品 :02999829 | 発売日 | 2024/07/02 | 定価 | 68,000円 | 型番 | 02999829 | ||
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カテゴリ |
永享備前 上々作良業物【伝 長船則光】
乱れ映り立つ優品長脇差 華麗乱れ刃の典型作
磨上無銘 寛正則光 長船愛刀家秘蔵品
■コメント■
ご覧いただきありがとうございます。
室町中期『長船則光』の作と伝わる出来見事な長脇差です。
備前則光の初代は長光の門人で鎌倉期の嘉元頃に作刀し、
銘鑑では二代が延文頃、三代が応永頃、続く四代が永享頃とされ
以後室町末期に至るまで十数代にわたり栄えた長船の名家です。
四代目の左衛門尉則光は三代・助右衛門則光の子で
室町前期の永享から室町中期の文明年間にわたって活躍し、
同時代の長船鍛冶、いわゆる永享備前を代表する高位鍛冶で
『寛正則光』と称され、実力は初代則光を上回り代々随一と誉れ高く
位列に於いても上々作にして良業物に列位する稀代の名工です。
本作は地元である長船の愛刀家様により旧蔵された一振、
永享備前の特色と四代則光の技量を顕著に表した優品です。
磨上無銘なれど元に踏ん張りのある健全な体配を呈し
適度に反りついて元来は片手打の刀であったことが窺え、
板目流れて肌立つ強い地鉄に地沸ついて明瞭に乱れ映り立ち
刃文は互の目に腰開き風や逆丁子を交えた華やかな乱れを焼き
刃中に足よく入り匂口ふんわりと深く地刃明るく冴えわたるなど、
室町中期の名工・則光の典型的な作域を示した見処溢れる秀作です。
時代二重ハバキはそのままに上手の白鞘が誂えられ
入念な仕立からも大切に伝えられてきたことがわかり、
鑑定審査による今後の出世にも大いに期待できる一振です。
上々作にして良業物と名高い名工『長船則光』作と伝わる
出来優れる典型長脇差を是非とも末永くお手元でお楽しみ下さい。
ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。
■詳細■
◇◆ 寸法 ◆◇
刃長:51.2cm 元幅:2.70cm 先幅:1.92cm
元重:0.65cm 先重:0.45cm 反り:1.3cm 目釘孔:2個
(素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます)
◇◆
・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。
・多少のヒケや鍛え等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。
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