管理番号 | 新品 :94674534 | 発売日 | 2023/10/14 | 定価 | 35,000円 | 型番 | 94674534 | ||
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カテゴリ |
★平造り短刀 無銘 初出し品 研ぎ上がり ジャンク品 出鮫柄 刀装具 鍔 目貫 縁頭 部品取り★
商品説明 この度は、当方の出品商品をご閲覧頂きまして誠にありがとうございます。
この度出品させていただくのは
★平造り短刀 無銘 初出し品 研ぎ上がり ジャンク品 出鮫柄 刀装具 鍔 目貫 縁頭 部品取り★
となっております。
★商品説明★
平造りの短刀となります。
とある下級武士の家系のお宅よりの初出し品で、発見された当初は真っ赤に錆びておりましたが、新規に登録証を取得し、研師さんに依頼して研ぎ上げていただきました。
研師さん曰く、刀身はおそらく新々刀で、刀匠の徒弟が打った練習作ではないかとのことです。それ故か ただし板目の地金が薄っすらと見ることが出来るほか、きちんと登録審査も通過しておりますのでその意味では間違いなく美術刀剣であり、当然ながら正規の登録書も付属しております。
…とは申しましても欠点だらけの刀であることには変わりありませんので、模造刀に毛が生えた程度のものとお考えください。
拵えは出鮫柄の短刀拵えで、鞘は小柄櫃の付いた篠笛塗りとなります。小尻は木製です。ただし鞘には割れがあり、ところどころ塗りも剥げておりまして、 柄は出鮫柄で、鮫皮は当時のものそのままです。研師さんのご厚意で汚れを洗い落としていただきました。親粒こそありませんが一枚巻きです。
柄頭は合わせものですが、縁頭はうぶの品で、魚子地に鳳凰の彫刻が施されており、なかなか出来が良いものです。
目貫は差表が蓑笠と薬袋の図、差裏が長い耳が実にユーモラスな兎の変わり目抜きとなっております。鍔はなかなかに鉄味のよい木瓜型の短刀鍔です。この鍔と縁頭、目貫等の小道具だけでもそれなりの価値がございます。
相対的に観察すると、粗末な刀身に反比例する形で、拵えには相当のお金をかけている様子が伺えることから、おそらく下級武士が外出や他家へ訪問する際に、脇差代わりに身に帯びたのであろう「よそ行き」の刀だったのではないかと想像されます。きっと見栄を張るための一振りだったのでしょう。
何度も申し上げております通り、
ジャンク品扱いということで、出品価格は研ぎ代と手数料のみのお値段とさせていただきました。ジャンク品としてはいささか割高とお考えになられる向きもありましょうが、小道具類だけでも十分に元は取れるお値段かと思われます。
ご興味の非れる方、この機会にいかがでしょうか。
皆様のご入札を心よりお待ち申し上げます。
★商品のスペック★
ただし実測につき、細かい差異はご容赦下さい。
<刀身>
*全長:35センチ
*刃長:28センチ
*元幅:2.8センチ
*先幅:2.1センチ
*元重:0.4センチ
*先重:0.3センチ
*反り:0.4センチ
*重量:230グラム
*地金:板目
*刃文:直刃
*体配:平造り 丸棟
<拵え>
*出鮫柄篠笛塗鞘短刀拵え
*全長:53センチ
*鞘の長さ:38センチ
*柄:14センチ
*鍔:木瓜型鉄地短刀鍔
*縁頭:魚子地鳳凰図
*目貫:表・蓑笠に薬袋図 裏・兎図
*その他:鮫皮は一枚巻きの健全。鞘は篠笛塗り(割れ、剥げ等あり)