管理番号 | 新品 :96798288 | 発売日 | 2023/12/01 | 定価 | 16,600円 | 型番 | 96798288 | ||
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未使用品 GERBER SAKAI ニューフォールディングハンター 初期の製品GERBER とSAKAIが技術提携して、最初にアメリカ国内で発売したナイフです。提携が解消された現在もG・SAKAIのブランドで、同型のナイフが販売されていますが、このナイフにはGERBERの刻印があります。購入したのが40年以上前ですので、現在のG・SAKAIの同型ナイフとは、鋼材が異なります。ブレードがクロームメッキ(画像6・7)されていることから、銀紙(安来鋼)のような、硬度の高い鋼材が使われている可能性があります。ブレードを畳むと10cmとコンパクトなことから、ハンティングのサブナイフとして、開発されたと聞いています。全長17.5cm ブレード7.5cmコンディションブレードの両面に、写真に写らない程度の、かすかな線が入っています。ヒルトの両面に細かいキズがあります。シースはありません。
ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。(2022年 3月 17日 0時 35分 追加)ブレードのクロームメッキについて、直接に質問が多数ありましたので、説明させていただきます。GERBERのハンティングナイフの一部は、ステンレス鋼ではなく、非常に硬いハイス鋼(旋盤の切削工具)などの炭素鋼を採用していました。炭素鋼は鉄ですので、非常に硬く切れ味が鋭いけれど、錆びやすいといいう致命的な欠点を持っていました。そこでGERBERはブレード全体をメッキして、刃先だけに鋼が出るように工夫したそうです。しかもメッキを10回以上施して、工場から出荷する時に、箱の中に乾燥剤を入れるなど、万全の防錆対策をしたそうです。そのおかげで、名器マグナムホールディングハンターなど、ハイス鋼のナイフが今でも錆びずに、コレクションされているのはそのおかげです。GERBERがSAKAIに製造を依頼して、アメリカで最初に販売したこのナイフには、ハイス鋼より安価で、切れ味のいい安来鋼を採用して、ブレード全体にクロームメッキをすることで、防錆対策にしたと推測されます。
※マグナムフォールディングハンターの鋼材は二種類あり、ブレード根元のBERBERの銘の上に、HS(ハイス鋼)S(ステンレス鋼)と刻印され ています。