管理番号 | 新品 :44173204 | 発売日 | 2024/01/03 | 定価 | 11,163円 | 型番 | 44173204 | ||
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青木 昌彦 (著)内容紹介ゲーム理論、歴史学、制度分析等の最新成果を総合した比較制度分析の創始者が完成させた主著。制度分析に欠かせない分析手法が体系的にまとめられているのみならず、最新研究のフロンティアまでも展望する。ヨゼフ・シュンペーター賞受賞。出版社からのコメント経済システムを切り口に展開される「組織論」の新しい地平 本書が書かれるに至った理由を訳者はあとがきのなかで以下のように紹介している。市場メカニズムの働きに焦点を当てた一般均衡分析が主流であった経済学研究が「1970年代からゲーム理論の急速な発展を受けて、それまでどちらかといえば周辺的なトピックとみなされていた組織や契約といった経済現象の分析が経済学の研究課題として定着し、かなりの成果が蓄積され」、さらには「1980年代には一般的だった『米国経済の凋落と日本経済の勃興』という図式」が90年代に逆転し、「その背景にはアメリカ経済と日本経済の制度の相違がある」ことが意識された結果、「複雑な経済制度をいかに変革していったらよいのかという問題を浮かび上がらせるに至った」というのである。しかし、そのスタート地点からA5判500ページ近い大著を物するためには膨大な知識の集積と圧倒的な教養に基づく分析が必要だった。同あとがきでも触れられているとおり、引用文献(これを「参考文献」としないところに著者の見識をみる)として挙げられた書籍の幅と奥行きには驚嘆させられる。理論経済学、開発経済学、経済史学、経済学史、政治学、法学、社会学、心理学、生物学……。それも最新のドクター論文レベルまで目が行き届いている。単行本: 485ページ出版社: エヌティティ出版; 新装版 (2003/9/17)言語: 日本語ISBN-10: 4757121199ISBN-13: 978-4757121195発売日: 2003/9/17梱包サイズ: 22.4 x 18 x 3 cm