管理番号 | 新品 :83389811 | 発売日 | 2024/01/12 | 定価 | 298,000円 | 型番 | 83389811 | ||
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ある意味、究極の茶櫃/茶箱の1つ。天下の銘木中の銘木の1つ、黒柿の煎茶箱です。しかもこれだけの黒柿を40-50年間乾燥させてから、極上の良い部分だけを贅沢に使って裏も表も黒柿ですからね。樹齢150年以上の柿の木にだけ現れる黒柿はその確率は1万本に1本、、、。その中で黒い部分がススのように崩れている物が多い中でさらに杢目の美しい板材を厳選してそれを使用。となれば、そんな極上の黒柿に出逢う確率は、そしてその木材が超一級の指物師に出逢う確率は実際の確率としては0.001%以下というところでしょうか?しかも近年は新しい発見がないとも言われています。そもそも黒柿事態が奇跡の銘木で、その中でもさらに極上の黒柿を見つけることは砂漠の中でダイヤを見つけるようなもの。普通は黒柿を使うのは表面だけなどがほとんどです。どうしたらこんな贅沢な物を作ろうと着想するのでしょうか、、、。表面だけ黒柿材という茶櫃/茶箱がひどくみすぼらしく見えてしまいます。極上の黒柿材を、一流の指物師が手掛けた御品。超一流の指物師は銘で語らず作品で語るとはよく言ったものです。本当にこんな贅沢はあり得ない、そんな逸品です。黒柿がお好きな方が、来客時にテーブルの下からスッとこの茶箱を出して、同じく黒柿の茶托と共に素敵な茶器でお茶を出して頂けたらそれだけで最高だと思います。黒柿はこれだけドラスティックなデザインにも関わらず、柿右衛門/ 今右衛門/ 九谷焼きなどともとても合うのが不思議です。縦面と横面の黒柿の黒い部分の滑らかな合わせ方、、、。それにしてもこの名もなき指物師の技術とセンスは素晴らしい。美術館/博物館に展示されても良いレベルです。〈サイズ〉約33×22.5×38cm〈コンディション〉保管上のスレや小傷や経年劣化はありますが、しっかり乾燥させて作ったからでしょう、とても良い状態だと思います。茶櫃茶箱茶道茶道具テーブル用品柿右衛門今右衛門九谷焼きティーセット紅茶バカラコペンハーゲンオールドマイセン山田平安堂アンティーク骨董品