管理番号 | 新品 :71458704 | 発売日 | 2024/06/20 | 定価 | 12,000円 | 型番 | 71458704 | ||
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藍染で染められた麻布です。 糸味や全体の様子から江戸後期から明治初頭に作られた女性用の お着物だと思います。 裄 約58cm、袖丈 約43cm、身丈 約140cm。 後見頃(右側)の裾の上部に、微かな約1cmの穴の様なキズ(穴は空いていません) があります。画像9 下に白い布を置いています。 着物の下に白い布を置いて撮影をして、織られた糸を見ますと 洗練された上布では無く、手紡ぎ糸のように思います。画像2 麻を藍染で染める作業は木綿に比べて、染める回数も多く とても手間が掛かります。 このお着物は濃い藍色です。又 野趣溢れる糸味から、上記の年代を特定しました。画像3 麻布は300年、絹布は100年大丈夫!?(保存状態が良ければ、勿論 長いですが) アンテイーク麻布地を購入した際に業者さんが言われていました。 五つ紋は唐草の中に抱き茗荷が入っています。画像5 唐草と抱茗荷の形の糊伏せをしてから藍染をしています。 その後 白抜きした抱茗荷の中に極細の面相筆で茗荷を書いています。 この手法は上手の着物に施す紋入れです。 これらの事から古い時代に 大家の御婦人の為に誂えた、お着物であると考察します。 数年前に麻を専門に扱う業者から入手しました。 古布に関して、専門的に学んだ事はありませんが、 25年程 様々な木綿、麻布地をコレクションして手元に置いて触れた感覚を頼りに メルカリ出品の商品説明を書いていますが、私的目線ですのでご了解下さいませ。 画像にてのご判断を宜しくお願い申し上げます。 #麻着物 #木綿古布